家で待っている人がいる幸せ

私は晩婚でした。
独身時代はモテたこともありました。
東京での楽しい独身暮らしを謳歌していた自分にとって、
結婚してしまうと、自由な時間がなくなることが怖くて、
いつも逃げてばかりいました。

仕事が終われば、飲みに行ったり、サークル活動をしたり、
旅行に行ったりと人生の自由を大いに堪能していました。

ところが、年齢とともに、
いっしょに遊んでいた友人たちが次々と結婚していき、
気がつけば、私の周りで独身は誰もいなくなり、
付合いも疎遠となってしまいました。

急に人恋しく感じるようになりました。
自宅に帰っても、誰も待っていません。
汚れている部屋、洗い物が溜まっているキッチン、
洗濯物が山のようにある洗面所・・・と家に帰るだけで
どっと疲れが出てきます。
初めて結婚したいと心底思いました。

そこで、当時いいなと思っていた人にアプローチしたところ、
意外にも良い返事で、とんとん拍子で話が進み、
半年後に結婚することができました。

自宅に帰ると、妻が料理をして待っていてくれます。
暖かいごはんが食べられます。部屋はきれいに片付いています。
洗濯物は洗濯し終わって、畳んであります。

家に帰ると、私を待っていてくれる人がいることが、
こんなにもうれしいことかと心の底から感激しました。
結婚して本当に良かったと思っています。